エバラ食品 タイに新工場建設 24年6月稼働予定

エバラ食品工業は14日、孫会社のエバラフーズ(タイランド)社を通じ、タイに新工場を建設することを決めた。投資予定額は約26億円(7億タイバーツ)。今年10月に着工し、2024年6月に稼働を開始する予定。

同社は19~23年度を対象とする中期経営計画(Unique2023)で、海外事業を成長ドライバーである戦略事業と定義し、海外売上高20億円を目標として掲げる。東南アジア地域では、エバラブランドの浸透と事業拡大を推進する戦略拠点として18年にシンガポールに子会社を設け、同社を通じ21年にタイ、22年にマレーシアに新法人を設立した。

エバラ食品は今回、アジアを中心とした各地域に根付いた多様な商品展開による新市場の獲得・拡大に向け、海外における製造拠点の構築が必要と判断し、タイに新工場を建設することにした。工場建設に向け、8月にシンガポールの子会社とタイの孫会社の増資を行うことも決めた。

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