サントリー飲料コアブランドが軒並み過去最高の上期販売実績 「サントリー天然水」「伊右衛門」「GREEN DA・KA・RA」

 サントリー食品インターナショナルの1-6月上期飲料販売数量は市場の伸びを大幅に上回る前年同期比7%となった。

 事業方針の1つに掲げたコアブランドの強化が奏功し、さらには6月後半の猛暑が販売を押し上げた。

 主要ブランドのうち「サントリー天然水」「伊右衛門」「GREEN DA・KA・RA」の3ブランドは上期、過去最高の販売実績となった。

 主要3ブランドの伸長率と上期販売数量は以下の通り。

▼「サントリー天然水」:6月単月13%増、1-6月累計10%増の6069万ケース。
▼「伊右衛門」:6月単月16%増、1-6月累計5%増の2939万ケース。
▼「GREEN DA・KA・RA」:6月単月21%増、1-6月累計14%増の2103万ケース。

 「サントリー天然水」は年間でも21年に過去最高となる前年比6%増の1億2010万ケースを記録した。
 上期は「クラフトボス」「PEPSI」なども伸長。上期飲料トータルはコロナ前の19年上期には今一つ届かなかったものの7%増の2億805万ケースに達した。

 なお上期飲料市場の伸びは3%程度と推定される。