ヤマモリは地元プロバスケットボールチームに対する新たな支援を発表した。同社は、21年に三重県桑名市に誕生したヴィアティン三重バスケットボールチーム(以下ヴィアティン)を発足時から支援。21年度はSNSスポンサーならびに雇用スポンサーとして支え、現在ヤマモリには2人の選手が社員として在籍している。さらに今回、新たにユニフォームスポンサーとしてオフィシャルパートナー契約を締結。22―23シーズンから3年間の複数年契約を結んだ。ヴィアティンは今秋開幕するB3リーグに初参戦が決定。初年度30勝を目標に試合に臨む。
5月18日にはヤマモリ本社で合同記者会見を開催。ヴィアティン三重の後藤大介代表、同・中西康介バスケットボール事業部長、三林憲忠ヤマモリ社長、ヤマモリ所属の江崎聖弥・川尻政宏の両選手が出席した。
後藤代表は、ヴィアティンの誕生からこれまでの活動や、B3リーグ参戦への意気込みなどを語り、「われわれは親会社がない市民クラブ。地域を大切にしながら一歩ずつ活動を続けていく。総合型クラブとして今年10周年を迎えたが、ヤマモリさまをお手本にわれわれも歴史と伝統あるクラブになれるように皆さまと活動していきたい」とした。
これを受け、三林社長も「ヤマモリは、地元三重県の企業としてクラブ発足当時より支援させていただいているが、バスケットボールチームが発足2年でプロリーグに入る劇的な活躍ぶり、そしてヤマモリからBリーガーが誕生することを誇らしく思っている。地域の方々、子どもたちに大きな夢を与えていただけるような気持ちのいい、はつらつとしたプレー、そして勝つことだけではない活躍も期待している」と述べた。
江崎聖弥選手と川尻政宏選手は、「さまざまな支援をしていただいているヤマモリにはとても感謝している。B3リーグへの参入はとてもうれしい。チームの勝利に貢献できるように頑張りたい」と声をそろえた。