ポッカサッポロフード&ビバレッジと中日ドラゴンズは19日、名古屋市に約2万個のオリジナルキャップを寄付した。市内の小学校・特別支援学校・全266校の新1年生に5月上旬ごろに配布される。
名古屋市では、スポーツを通じてすべての人々が幸福で豊かな生活を営むことができる社会の創出を目指し、地元チームと連携し「でらスポ名古屋」を13年に設立。この取り組みの一環で同市に本社を置くポッカサッポロは、加盟チームの中日ドラゴンズとともに次世代を担う子どもたちの「心身の健全な育成」「地元愛の醸成」を図ることを目的に、毎年デザインを刷新したオリジナルキャップを制作し配布している。
今年で3年目。今回のキャップは、ドラゴンズブルーをベースに、ツバの部分はレモンをイメージした黄色を配色した。
この日、名古屋市役所で開かれた贈呈式では、中日ドラゴンズの吉川克也社長と東海北陸営業本部の渡邊一史本部長が、河村たかし市長を訪問。
吉川社長は「子どもたちには、帽子をかぶって外に出て遊んでもらいたい。球場では客足が戻っていないため、早く戻ってくるよう願っている」と話し、河村市長は「とてもきれいな色合いで、子どもたちも喜ぶと思う」とあいさつした。
渡邊本部長は「次世代の育成のため地元の企業としてできるだけ協力をしていきたい。スポーツを通じて元気で健康になってもらうため、これからもこの事業を継続していきたい」と話している。
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