エスエスケイフーズ 藤枝新工場を稼働 定番好調でドレッシングを増産

エスエスケイフーズ(静岡市、中村悟社長)は3月30日、静岡県藤枝市の内陸フロンティアパーク藤枝たかたで建設中だった「藤枝工場」が竣工し、4月1日から稼働を開始した。

人気のドレッシングを多品種の少量生産から大量生産まで高効率と安定した高品質で行う。年間5千tの生産を予定し、将来的には2万tまで生産量を拡大していく方針。

同社では、日本で初めてチューブ容器で販売したマヨネーズをはじめ、片手でも簡単に開閉できるポンカチキャップを採用した「SSKドレッシング」シリーズ、大容量で家族みんなでたっぷりと使用できる「プラスサラダドレッシング」シリーズなどを展開。ドレッシングは主に静岡工場で生産してきたが、定番商品を中心に家庭用ドレッシングの需要が拡大し増産に踏み切った。

藤枝新工場は、延べ床面積1万2千807㎡、3階建て。3階部分で調合し、2階はストックタンク、1階で充填、包装を行う。

静岡工場では18年にFSSC22000認証取得しており、新藤枝工場でも近くFSSC22000の認証取得を予定している。