スパイスの香り最大限に引き出す 十年にわたる研究で誕生「GABANカレーパウダー」 ハウス食品

ハウス食品はギャバンと共同開発したカレーパウダー「GABANカレーパウダー」〈PROFESSIONAL BLEND〉(35g、税別希望小売価格350円)を14日から首都圏エリアで新発売した。約10年の研究の末にたどり着いた新しい製法で、スパイスの奥深い香りとコクを引き出したカレーパウダーを展開する。

20種類以上のスパイスやハーブの特徴に合わせ、加熱・焙煎の加工条件を設定することで個々のスパイスの香りを最大限に引き出したことが特徴。香りを引き出したスパイスを絶妙なバランスで配合することで一体感を生み、奥深く複雑な香りがあり、料理全体にコクを与えてくれるカレーパウダーに仕上げた。

同社は、従来にないおいしさを感じるカレーパウダーで新しい食の世界を作りたいとの思いで、スパイスの特徴となる香りを引き出す技術を約10年かけて研究。100種類以上のスパイスと向き合い、個々のスパイスが最高のパフォーマンスを魅せる加工方法と配合を追求し、新しいおいしさと使い方を提供できるカレーパウダーを目指した。

試作品を完成させる段階では、ギャバンの協力で外食業界トップクラスのシェフの意見も聞きつつ、焙煎香由来の香りのコクを引き出すことをポイントに試行錯誤。試作品から実際にカレーパウダーとして製品化する段階では、ハウス食品のスパイスの製法に加え、ギャバンのスパイス加工技術を取り入れることで、今までにない製造方法を確立した。

本格的なスパイスカレーから普段の料理のアレンジまで幅広く使えることもポイント。パッケージ裏面にQRコードを記載し、ブランドサイトで手軽にカレーメニューやアレンジメニューのレシピなどの情報を確認できるようにした。

店頭プロモーションとして、カレーメニューを中心にメニュー提案による販売を訴求する。カレーパウダー以外の調味料や生鮮素材などとも連動したメニュー提案に取り組む。