日本豆乳協会は4日、豆乳類全体の生産量が前年比1.5%減の42万3969klになったと発表した。
豆乳生産量は、健康志向の高まりを受けて09年から20年まで12年連続で前年を上回ったが、21年は記録更新には届かなかった。
過去、特に11年からは10年連続で過去最高を更新し、この10年間で生産量は倍以上に膨らみ20年には前年比5.3%増の43万534klを記録した。
今年は、コロナ禍の巣ごもり需要で伸長した前年の反動もあり、マイナスのスタートとなった。後半、10月に放映されたテレビ番組「林修の今でしょ!講座」で牛乳とアーモンドミルクとともに豆乳が紹介されたことで息を吹き返したが前年には届かなかった。
同協会では、4-9 月の約半年間、コロナ禍で外食需要が大きく減少したことに加えてテレワークが継続・加速したたことでオフィス街を中心とするコンビニでの利用者減も加わり減少に転じたと分析している。