江崎グリコは8日、アーモンドミルクブランド「アーモンド効果」が台湾で発売されたことを明らかにした。同社のグループ会社Glico Taiwan Co., Ltd.(台湾・台北市)が1日、ECでケース販売を開始し3月以降に流通店舗でも発売する。
「オリジナル」(196㎖)と「砂糖不使用」(同)をラインアップし、希望小売価格は1ケース(12本入り)659台湾㌦(約2千690円)となっている。
「アーモンド効果」の海外展開は、21年8月に開始した中国本土での展開に続くものとなる。
ニールセンIQの調べによると、台湾では健康需要の高まりに伴い2020年度の植物性ミルク市場は約73億台湾㌦(約300億円)に達し対前年約110%で成長。こうした中、台湾の植物性ミルク市場の主要商品は豆乳、ライスミルク、オーツミルクであることから、グリコはアーモンドミルクで開拓余地を見込む。