家庭用缶詰を値上げ 鮭びん詰は規格変更 日本水産

日本水産は、3月1日納品分から家庭用常温食品(缶詰・びん詰・レトルト食品)の価格改定および一部商品の規格変更を実施する。

水産物の水揚げ量減少や世界各国での水産物の需要拡大による原材料価格の高騰、原油価格の高騰による燃料・包装資材、物流費の上昇など、コスト環境が悪化しているため。対象製品・改定内容は次の通り。

【缶詰】出荷価格改定=「スルッとふた減塩さば水煮」など29品、約3~20%の値上げ。

【びん詰】出荷価格改定=「たらこほぐし」など6品、約3~4%の値上げ。規格変更=「焼きさけあらほぐし」など10品。

【レトルト食品】出荷価格改定=「サラダで楽しむさばプレーン」など4品、5%の値上げ。

なお、価格改定品は3月1日納品分から、規格変更品は同日出荷分から順次切り替え。いずれもオープン価格。

 - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)