栄養機能食品「プラス」シリーズも
味の素AGFは、春夏限定の「〈ブレンディ〉スティック冷たい牛乳で飲む」シリーズに磨きをかけて3月2日に新発売する。
同シリーズの前身商品は、冷水に溶けることを訴求したアイスタイプ。
ユーザーの多くが水よりも牛乳で溶かして飲んでいる消費動向を受けて、20年に冷たい牛乳との飲用を前面に押し出した中身とパッケージへと刷新したところ2シーズン連続で拡大した。
20年4-9月の同社出荷ベースの販売金額は前年同期比で約2倍に拡大。21年4-9月も14%増を記録し成長を続けている。
AGFは「簡単に作れそう」「おいしそう」というブランドイメージが定着したとし、今シーズンはこれらのイメージに即して中身とパッケージを刷新し勢いを加速させる。
中身はクリーミングパウダー技術を一層強化し、冷たい牛乳にさらに溶けやすく、より濃厚な味わいに仕立てた。
そのポイントについて、江村治彦リテールビジネス部長は「冷水可溶クリーミングパウダーがAGFスペシャリティ(高付加価値技術)になっている。今回、クリーミングパウダーを変更し、そこに味の素グループのスペシャリティ技術を活用して液化を向上させた。これにより特に低温、より冷たいミルクや水での溶解性を飛躍的に向上させた」と説明する。
刷新されるのは、「クリーミーカフェオレ」「クリーミーココア・オレ」「クリーミー抹茶オレ」「クリーミー紅茶オレ」の全4種類。
栄養機能食品の「〈ブレンディ〉スティック冷たい牛乳で飲む プラス」シリーズを立ち上げ、3月2日に「アーモンドココア・オレ」「いちご・オレ」「バナナ・オレ」を新発売する。
「プラス」シリーズは、カルシウム・鉄・ビタミンDを3品共通で配合し、各アイテムで特徴を際立たせた。
「アーモンドココア・オレ」は、身体づくりニーズの獲得を狙い、スティック1本を牛乳150㎖に溶かして、たんぱく質が7.1g摂れる設計になっている。
「いちご・オレ」は免疫力アップへ乳酸菌100億個を配合した。「バナナ・オレ」については食物繊維を配合し、「お腹をすっきりさせたい」というニーズに対応する。
リニューアル発売に伴いラインアップも拡充する。