農業高校生が発案のスイーツ セイコーマートで発売 国分北海道が支援企画

国分北海道(諏訪勝巳社長)は、農業高校コラボ支援企画第2弾として、農業高校生が発案したオリジナルスイーツの商品化を支援。北海道内のセイコーマート全店で発売する。

同企画では、札幌テレビ放送などが主催する「ほっかいどう農業高校×どさんこワイド オリジナルスイーツレシピコンテスト」において、国分北海道がアドバイザーとして上位8作品の選定と商品化に協力。発案から商品販売までの過程を実際に学び、体験することで、北海道の基幹産業である農業の未来を担う人材育成を支援する。

10~11月にかけて実施されたコンテストでは、以下の上位8作品(道内8校)を選出した。〈金賞〉真狩高校「じゃがいもの和風チーズケーキ」〈2位〉旭川農業高校「北海道の恵みがい~っぱい!デニッシュ」〈3位〉静内農業高校「北海道とうきびフィナンシェ」〈特別審査員賞〉大空高校「長いもでしっとりどら焼きwithキタロッソ」〈入賞〉倶知安農業高校「和と洋のコラボ!白玉カボチャプリン」、名寄産業高校「もち米の里アスパラフィナンシェ」、帯広農業高校「農高!!ムースケーキ」、新十津川農業高校「きなこのふわふわシフォンケーキ」。

金賞の北海道真狩高校メンバー(ほっかいどう農業高校×どさんこワイド オリジナルスイーツレシピコンテスト) - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
金賞の北海道真狩高校メンバー(ほっかいどう農業高校×どさんこワイド オリジナルスイーツレシピコンテスト)

上位8作品は今月24日から、道内のセイコーマート全店で発売(一部商品は31日から)。その収益の一部は、札幌テレビ放送を通してコンテスト参加30校へ寄付する。

国分北海道では一昨年、コロナ禍で販路を失った道内農業高校の学校農場生産品の販売支援を札幌テレビ放送と実施。併せて、情報発信や販売方法などマーケティングの実践的な学びから、地域に密着したビジネス支援を行ってきた。昨年はその第2弾として、札幌テレビ放送および北海道高等学校長協会農業部会の主催による「ほっかいどう農業高校×どさんこワイド オリジナルスイーツレシピコンテスト」に協力。今回の農業高校コラボ支援企画第2弾につながったもの。