三菱食品はこのほど、「サステナビリティ方針」を策定。CO2排出量削減に向けた新たな取り組みとして、
①環境配慮型電力契約への切り替えを実施
するとともに、
②環境配慮型のEVトラック2台を試験導入する。
①では、22年度から全国9エリアでCO2排出係数ゼロの環境配慮型電力契約に切り替えることで、年間約3万トンのCO2排出量削減につなげる。
②では、物流子会社のキャリテックにEVトラック(三菱ふそうトラック・バス製「eCanter」、電気モーター/リチウムイオンバッテリー車両、走行可能距離100㎞/フル充電)2台を試験導入。地球環境に配慮した持続可能な物流の構築に向けて、配送車両のCO2排出量削減に向けた取り組みを進める。
同社は、「中期経営計画2023」(以下、中経2023)において、「食のビジネスを通じて持続可能な社会の実現に貢献する」をパーパスとして掲げ、サステナビリティ経営の実践を進めている。
昨年12月23日付で新たに、三菱食品グループとして「サステナビリティ方針」を制定。持続可能な社会を支える企業として、社会課題の解決・社会的責任を重視したサステナビリティ経営の取り組みとして、8つの方針を定めた。なお2030年度に向けた、CO2排出量削減などの新目標については、今回の取り組みも踏まえ、「今春を目途に再設定・リリース予定」とした。