カゴメが初のオンライン業務用展示会 いつでも、何度でも“困りごと”相談

カゴメは、7月1~31日まで初のオンラインによる業務用展示会「ベジタブル・ソリューション2021」をオープンしている。同社は、2018年から外食・中食・給食業関係者などを対象にリアルでの展示会を実施してきたが、今年は新型コロナウイルスの影響により初めてオンラインにて開催。オンラインの特徴を最大限に生かした商品説明やメニュー提案のほか、コロナ禍での外食店の取り組みなど盛りだくさんなコンテンツを用意している。

オープンに先立って開かれた説明会の中でマーケティング本部食品企画部の岡田拓也主任は、オンラインのメリットについて、会場キャパシティに関係なく外食店やホテル、給食関係者など、より多くの顧客が閲覧でき、動画やサイトへのリンク活用により一層詳細な説明が可能。しかも閲覧時には営業担当者がオンラインにより同席もできる。期間中は「いつでも、何度でも」来場でき、見逃してもアーカイブ配信により後日でも視聴できるなど時間的な制約もなく、特に「リアル展示会は、商品パンフレットやデータが並んでいるだけでは楽しくないが、オンラインでは楽しく分かりやすい内容を意識した」。

山口聡社長(カゴメ)
山口聡社長(カゴメ)

困りごとの「テーマ別ステージ」では、業態を問わず調理場やメニューでの共通の困りごとをテーマ別にコーナー化。「業態別のステージ」では、レストランや居酒屋だけでなく惣菜や給食、工場調理など業態別の困りごとを野菜で解決。また「ライブステージ」では、注目の「プラントベースフード」のセミナー&クッキングデモや、コロナ禍でも活躍する飲食店情報のセミナーなど、業界トップランナーによる現場目線の講演が視聴できる。中でもプラントベースフード提案では、商品の紹介だけではなくプラントベースとは何かや、大豆ミートの調理方法までさまざまな角度から提案する。

山口聡社長はあいさつの中で、「野菜は健康志向の高まりや、メニューに彩りを添える食材として欠かせないが、皮むきやカットの手間、煮たり炒めたりする調理時間、天候不順による価格変動など課題の多い食材であり、こうした課題を野菜加工品を通じて解決のお手伝いをしたい。あらかじめカットやグリルなどをしてある冷凍グリル野菜は、下ごしらえが不要で、調理の手間や食品ロスを削減することができ、植物性素材を使ったレトルトのパスタソース、カレーや野菜のうま味をベースとした調味料『野菜だし』など植物性食品の認知向上に努める」と語った。