スマホ注文→店舗受け取り 「モバイルオーダー&ペイ」 スタバが新サービス

スターバックスは都内のオフィス街をはじめとした店舗で、専用アプリで注文と決済を事前に行い店舗で受け取る「モバイルオーダー&ペイ」を6月26日から開始した。レジの列に並ばずに、素早くドリンクなどが楽しめる。

持ち帰りやデリバリーなどの店外利用者向けサービス「TO GO」戦略拡充の一環。国内約430万人のスターバックスリワード会員向けサービスとしてスタートした。モバイルオーダーは、既に海外の店舗で広く導入。米国ではモバイルでの注文比率が16%に達する。

アプリでは定番ドリンクを中心としたメニュー約40品が注文でき、指定した近隣の店舗で手早く受け取れる。トッピングやシロップなど好みに合わせたカスタマイズも可能だ。

店頭での注文時には後方の列に遠慮して、じっくりカスタマイズできないとの声もあるといい、お気に入りの一杯を気兼ねなく注文できるのも大きなメリット。また店舗スタッフにとっては、現金のやり取りが発生せずオペレーション負荷の軽減につながる。

来店時にはすでに注文品を用意(スターバックス)
来店時にはすでに注文品を用意(スターバックス)

6月25日の会見でチーフマーケティングオフィサーの森井久恵氏は「いつでもどこでも人とつながるスタイルが広がり、消費者の行動が変化している。店内にとどまらず多くのお客さまにより身近な形で商品をお届けするための革新的なサービスを提供してきたが、一方で『注文の列が長い』『混雑している』との声も多く、混みすぎていて入店をやめるお客さまもいる。こうした声に応えたい」と説明。10月からの軽減税率導入により、持ち帰りのニーズが増えることも視野に入れているという。

当初の導入店舗は丸の内・大手町を中心とした都心のオフィス街のほか、三鷹、調布、立川など多摩エリアも含む都内56店。今年度末までに300店、20年末までに全国展開を目指す。