飲料系酒類[イエローテイル]から甘口・微発泡の新感覚ワイン ユーザーの裾野拡大へサッポロビール
カナエ モノマテリアルパッケージ

[イエローテイル]から甘口・微発泡の新感覚ワイン ユーザーの裾野拡大へサッポロビール

知識や経験がなくても、誰でも身構えず自由に楽しめるワイン。そんなイメージを築き上げ、グローバルブランドとしての地位を獲得した豪州産ワイン[イエローテイル]。04年から国内販売を手掛けるサッポロビールでは、微発泡でほのかな甘さの限定品「ゴールドモスカート」を発売する。

「[イエローテイル]はリラックスして楽しめるワインブランドとして、01年に米国で発売。こうしたコンセプトのワインは、当時としてはユニークだった」。

同ブランドを世界展開する豪カセラ・ファミリー・ブランズ社で、アジア太平洋地域の販売責任者を務めるジェームズ・ウィルソン氏が説明した(3月27日のメディア向け先行体験会で)。

00年のシドニー五輪でオーストラリアに注目が集まっていたことに加え、親しみやすいワラビーのロゴや気軽に手に取れる価格帯で急速に浸透したと語る。

サッポロビールでブランドを担当するワイン&スピリッツ事業部の上村智子氏は「[イエローテイル]はワインの裾野を広げる商材との位置づけ。ユーザーを分析したところ、共働きで非常に忙しい方が多く、多くの種類のワインから選ぶのは難しいと感じていることがわかった」と話す。簡便ニーズをかなえることで、カジュアルに選びやすくするプロモーションを展開する方針だ。

4月14日から数量限定発売する「ゴールドモスカート」はモスカート(マスカット)を原料に使用し、シトラスとピーチ、マンゴーのような爽やかな味わいに。ライトユーザーも気軽に手に取りやすい甘口で低アルコールの微発泡ワインだ。食前酒や食後種として、スイーツとのペアリングもおすすめだという。750㎖びん、税別希望小売価格990円、アルコール分7.5%。

関連記事

インタビュー特集

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。