7.4 C
Tokyo
6 C
Osaka
2026 / 01 / 30 金曜日
ログイン
English
加工食品良い年へ願い込め サトウ食品が鏡餅初出荷 もち米確保に暗雲も

良い年へ願い込め サトウ食品が鏡餅初出荷 もち米確保に暗雲も

近づく年の瀬。一年を締めくくる鏡餅商戦を前に、生産が最盛期を迎えている。

サトウ食品新発田工場(新潟県)では10月29日、恒例の「鏡餅出発式」を開催。商戦の成功を願う神事に続いて、今シーズン初出荷となる384ケース(約2.8t)がトラックで出発した。

鏡餅の売れ筋が小型商品にシフトするのを背景に、市場は縮小が続く。ただ昨今はコメ価格の高止まりにともない、割安感の出てきた餅を朝食などに取り入れる消費者が増加。包装餅市場全体では堅調さが増している。

原料のもち米もこの2年で価格は倍増。加えて、今後の原料確保にも暗雲が垂れ込める。

「今年は毎月予想もしない量の餅が売れた。チャンスを生かしたいところだが、もち米が不足している。主食用米が足りないと言われるなか、(うるち米への転作で)作る農家が減った。業界として、非常に危惧している」。社長の佐藤元氏が危機感を語る。

鏡餅を載せて出発!
鏡餅を載せて出発!

環境配慮のため、昨年から飾りの橙(だいだい)も含めプラから紙への置き換えを進めた同社の鏡餅製品。

「紙製の橙をそのまま使うだけでなく、本物の橙やみかんを使うなど、それぞれのご家庭で楽しく飾っていただくのもいい。家の中でいちばん高いところに飾れば、きっといい年になると思う」(佐藤社長)。

関連記事

インタビュー特集

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。