12.9 C
Tokyo
15.8 C
Osaka
2025 / 11 / 09 日曜日
English
飲料系酒類定番ビール3本目の柱に「キリングッドエール」 人と人 つなぐ活動も
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

定番ビール3本目の柱に「キリングッドエール」 人と人 つなぐ活動も

キリンビールは、ビールの新ブランド「キリングッドエール」を10月に発売する。同社では「一番搾り」に次ぐ定番ビールとして昨年4月に「晴れ風」を発売。さらに今回の新商品が加わり、定番3ブランド体制となる。

物価上昇を背景に節約志向が強まる一方で、日々の生活に「ちょっとしたご褒美」を取り入れる動きが広がっていることに着目。そんなニーズに応える“まったく新しい”おいしさを目指し、前例にとらわれず素材や製法を一から検討した。

ホップの香り成分「ルプリン」だけを取り出す特殊加工を施した「クライオホップ」を同社工場で初めて採用。これを独自製法で加えてろ過することで、雑味を抑えながらホップの持つフルーティさを引き出した。フルーティな味・香りと後味の良さを両立した、満足感のある味わいのエールタイプに仕上げたという。

日本の未来を明るくするブランドアクション「グッドエールJAPAN」にも取り組む。

未来に向けて人と人とのつながりをつくり、日本各地の地域コミュニティを元気にする活動。全国の自治体と連携し、売上の一部を活用しながら支援を行う。また缶の裏に印字された二次元コードから専用サイトにアクセスし“エールコイン”を使って応援したい自治体を選んで寄付することも可能だ。

「キリングッドエール」(350㎖=写真/500㎖、オープン価格)は10月7日から全国発売。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点