14.3 C
Tokyo
13.4 C
Osaka
2025 / 11 / 11 火曜日
English
飲料嗜好飲料HARIO、新素材のペーパーフィルター開発 高速抽出で「雑味が出る前にクリアな液体のみを引き出す」
2025台湾食品調達商談会 in Osaka by 台湾貿易センター

HARIO、新素材のペーパーフィルター開発 高速抽出で「雑味が出る前にクリアな液体のみを引き出す」

 HARIO社は、高速抽出を実現した新素材のペーパーフィルター「V60 コーヒーペーパーフィルター・メテオ」を開発し、発売している。

 同商品は、従来品と比べ約3倍の透過速度を実現。「雑味が出る前にクリアな液体のみを引き出すことができるため、浅煎りやシングルオリジンとの相性が良い」(HARIO社)とする。

 新素材を採用することで素早い抽出が可能となった。原材料に紙、バナナの仲間の植物であるアバカ(マニラ麻)、ポリ乳酸を使用した多層構造によって、スムーズで安定した抽出を実現した。

 ポリ乳酸とは、微生物の力で分解できる環境に優しい生分解性バイオマスプラスチックで、従来の紙フィルターよりも目詰まりが少なく、水をスムーズに通す性質を持っている。医療用材料にも使用されるなど、人体への安全性も高い。

 希望小売価格は、1~2杯用の「01」は税込3520円、1~4杯用の「02」は税込3740円。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点