農心ジャパンは7月23日から阪急うめだ本店(大阪市)で開かれている韓国イベントへ出展。「辛ラーメン」のポップアップを展開している。昨年、東京・原宿で実施し好評だったことから、初めて関西で開催した。
会場ではスタッフが韓国語で話しかけたり、ハングルで自分の名前を書いたりと「韓国に旅行に来たような雰囲気」(成長戦略部門・三浦善隆次長)を味わえる。
質問に答えるとその答えに合わせたトッピング用のかやくがもらえ、ルーレットやUFOキャッチャーで楽しみながら商品がプレゼントされる。試食や販売は行わないが、来場者は麺2袋とかやくを必ず持って帰る仕組みだ。
メーン商品の「辛ラーメン」だけでなく、韓国では同じくらい人気のある「ノグリ」、クリームパスタ風の新製品「トゥーンバ」のアピールにも力を入れている。
成長戦略部門の三浦善隆次長は「韓国がブームになる前から鶴橋のようなコリアタウンのある大阪では、辛ラーメンが多くの人に食べられていた。これをきっかけに、赤い袋以外にもいろいろな商品があることを知ってもらいたい。毎年、韓国を訪れる日本人は1%程度だが、形だけでも体験し韓国に興味を持ってもらえればうれしい」と話す。28日まで開催。