大阪府味噌商業協同組合を前身とするジャポニックスは6月19~20日、恒例の「彩食展」を大阪国際会議場で開催した。スーパーなどの得意先が来場し、メーカーなどの出展社が積極的に秋の新商品等をアピールするなど、随所で活発な意見交換が見られた。
同社の企画コーナーでは、同社ブランドの新商品をはじめとした「開発・オリジナル商品」、北海道から高知、鳥取までの「全国こだわり菓子・銘菓」、災害時の備えや北陸メーカーフェアなどを提案する「防災×復興応援フェア」など各種企画を提案した。
開発・オリジナル商品コーナーでは、新商品は6品を紹介。特に同社の「味の坊」ブランドからは、岩井の胡麻辣油を使用した「らー油ふりかけ」と「大人の麻婆豆腐」の2品を発売する。いずれも岩井の胡麻油との共同開発商品で、来場者が高い関心を示していた。
また、味噌の魅力を引き出す売場づくり提案コーナーは、消費者の支持が高まる300gのカップ味噌で提案。同品は、同社の留め型商品で11種類を開発しており、売場提案を同社の全国の各営業が拠点別にPOP等も活用し、地域色も出しながら工夫して提案した。
また、防災コーナーで提案した、ごはんが入っているレトルトの「そのまんまOKカレー」は、特定原材料7品目不使用で5年保存。動物性油分不使用なので温めずに食べられる。
