在日イタリア商工会議所(ICCJ)は6月13日、都内で「Japan Olive Oil Prize 2025」(JOOP:日本オリーブオイル大賞)を開催し、「Best of JOOP」にはイタリアのトレッビオによる「レッチョ・デル・コルノ トレッビオ」が輝いた。
同コンテストは国際的なオリーブオイルコンテストで今回で開催13回目を数える。今回は28カ国から578のブランドがエントリーした。当日は部門別、国・地域別の優秀作品の表彰に加え、オリーブオイルの質の審査だけでなくボトルパッケージなどのデザインに特化したデザインアワードの受賞作も発表した。
ICCJ事務局長のダヴィデ・ファントーニ氏は「本年で13回目を数えるコンテストだが、日本の消費者の皆様にエキストラバージンオリーブオイル(EVOO)とは何なのか理解していただくとともに、品質の良いEVOOを国内に広めたいという思いから開催してきた。商業的なコンテストではなく透明性とフェアであるという一貫したポリシーがある。教育についても重視しており、未来のシェフである専門学生にEVOOを使う意義をコンテストやイベントを通じて行っている。開催にあたって優秀な審査員、生産国の大使の皆様にも感謝したい」と語った。
