韓国発のカップパスタ「テングル」 話題の“トゥーンバ”を日本風に モチモチ麺は高たんぱく質&豊富な食物繊維

三養ジャパンは、簡単調理で楽しめる即席パスタ「tangle(テングル)」シリーズとして、カップ入りの「ガーリックシュリンプ味」を新発売した。

テングルは韓国語で“モチモチ”を意味し、大豆やひよこ豆などから作った食べ応えあるノンフライ麺に仕上げた。豊富なたんぱく質と食物繊維も含み、健康志向にも応える。主力品「ブルダック炒め麺」だけではリーチできない層をターゲットに新たな市場の創出を目指す。

「テングル」は韓国・三養食品発のグローバルパスタブランド。本国を皮切りに日本、アメリカ、欧州、中国、オーストラリアなどで順次販売する。

三養ジャパンの洪範準(ホン・ボムジュン)社長は「既存のラーメンや焼そばと完全に差別化された商品を目指した。欧米をはじめパスタは主食としてポテンシャルが大きい」と期待を寄せる。

新商品の開発にあたってはノンフライ麺の生産ラインを新設。モチモチした食感を追求するとともに、大豆やひよこ豆を使って1食当たりのたんぱく質17g、食物繊維4gと健康感も実現した。調理は電子レンジ、湯切りの2パターンが可能。

日本で販売する「ガーリックシュリンプ味」は、韓国で若者を中心にヒットした“トゥーンバ”を日本風にアレンジしたもの。ピリ辛でクリーミーな味わいが楽しめる。110g、価格は税別350円。

下期には「ガーリックシュリンプ味」の袋麺を追加するほか、新たに「きのこクリーム味」の袋麺とカップ麺を発売予定。
洪社長は「当社グループとして、汁なしの『ブルダック炒め麺』、汁ありの『MEP(メップ)』とともに展開し、新たなグローバルブランドに育てたい」と意気込む。