大塚食品は、レトルトカレー「ボンカレー」ブランドでにんにく市場の拡大を受けパッケージで“にんにく2倍”を訴求する新商品を投入した。
商品名は「ボンカレーネオ にんにくマシマシ 辛口」。3月17日から発売している。
同商品は、にんにくの量を「ボンカレーネオ 焦がしにんにく」と比較して2倍に増やしたほか、辛さと旨みに深みを出すべくコチュジャンを加えて「ボンカレーネオ」シリーズの特長である赤ワインでソテーした牛肉と濃厚な味わいのソースを使用している。
3月13日、発表した森川慎太郎製品部レトルトチームリーダーは「生活者が求めるフレーバーに着目した話題性のある新商品を市場に投入して、買い回り促進とブランドの好意度と鮮度をアップさせていく」と意欲を示す。

話題づくりとしては「ボンカレーネオ 焦がしにんにく」との食べ比べを促進していく。
「ボンカレーネオ にんにくマシマシ 辛口」と「ボンカレーネオ 焦がしにんにく」の2品は、購入者が自ら喫食する自購買・自消費型の商品であるのに対し、「ボンカレーゴールド うま辛にんにく 辛口」は他購買・他消費型の商品と位置付けられている。
「『ボンカレーゴールド』は例えばお母さんが家族のために購入して家族の方が食べられる傾向にあり、『ボンカレーゴールド うま辛にんにく 辛口』はおろしにんにくの旨味とスパイスによる辛味でクセになる味わいに仕立てられている」と説明する。
にんにく市場については、外部データを引き「コロナ禍をきっかけににんにくフレーバー商品の売上が増加し、コロナの影響が落ち着いたあとも落ち込まず推移している」とみている。
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