11.3 C
Tokyo
9.9 C
Osaka
2025 / 12 / 22 月曜日
ログイン
English
加工食品調味料・カレー類大塚食品「ボンカレー」にんにく市場の拡大を受け「にんにく2倍」を訴求する新商品投入

大塚食品「ボンカレー」にんにく市場の拡大を受け「にんにく2倍」を訴求する新商品投入

 大塚食品は、レトルトカレー「ボンカレー」ブランドでにんにく市場の拡大を受けパッケージで“にんにく2倍”を訴求する新商品を投入した。

 商品名は「ボンカレーネオ にんにくマシマシ 辛口」。3月17日から発売している。

 同商品は、にんにくの量を「ボンカレーネオ 焦がしにんにく」と比較して2倍に増やしたほか、辛さと旨みに深みを出すべくコチュジャンを加えて「ボンカレーネオ」シリーズの特長である赤ワインでソテーした牛肉と濃厚な味わいのソースを使用している。

 3月13日、発表した森川慎太郎製品部レトルトチームリーダーは「生活者が求めるフレーバーに着目した話題性のある新商品を市場に投入して、買い回り促進とブランドの好意度と鮮度をアップさせていく」と意欲を示す。

森川慎太郎製品部レトルトチームリーダー
森川慎太郎製品部レトルトチームリーダー

 話題づくりとしては「ボンカレーネオ 焦がしにんにく」との食べ比べを促進していく。

 「ボンカレーネオ にんにくマシマシ 辛口」と「ボンカレーネオ 焦がしにんにく」の2品は、購入者が自ら喫食する自購買・自消費型の商品であるのに対し、「ボンカレーゴールド うま辛にんにく 辛口」は他購買・他消費型の商品と位置付けられている。

 「『ボンカレーゴールド』は例えばお母さんが家族のために購入して家族の方が食べられる傾向にあり、『ボンカレーゴールド うま辛にんにく 辛口』はおろしにんにくの旨味とスパイスによる辛味でクセになる味わいに仕立てられている」と説明する。

 にんにく市場については、外部データを引き「コロナ禍をきっかけににんにくフレーバー商品の売上が増加し、コロナの影響が落ち着いたあとも落ち込まず推移している」とみている。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。