コカ・コーラシステムは緑茶飲料ブランド「綾鷹」でおにぎり訴求に本腰を入れる。
3月31日から6月21日まで「n_space」（東京都渋谷区）に初の店舗「おにぎり食堂 綾鷹屋」を構えて「おにぎりぼんご」や「おにぎり浅草宿六」などの多彩なおにぎりに好適なものとして訴求していく。
加えて、俳優・上白石萌歌さんが「おにぎり食堂 綾鷹屋」の店主として出演する新CMを3月31日放映開始。パッケージにもおにぎりデザインをあしらい、おにぎりと「綾鷹」を楽しめる各種プロモーションを実施していく。
おにぎり訴求の目的は、奥行（飲用頻度）拡大にある。「綾鷹」では今年、間口（飲用層）拡大と奥行拡大の2つに軸足を置く。
3月31日、取材に応じた日本コカ・コーラの助川公太マーケティング本部緑茶事業部部長は「一人の方が『綾鷹』を複数回飲んでもらえる機会を提供して飲用習慣化をより高めるべく『綾鷹』とおにぎりの相性のよさを伝えていく。緑茶とおにぎりの相性は抜群であり、緑茶の中でも、おにぎりに合うのは『綾鷹』だということをしっかり伝えていきたい」と力を込める。
「おにぎり食堂 綾鷹屋」では、期間中、数種類のおにぎりを取り揃えて数量限定販売。おにぎり購入者に「綾鷹」1 本（300ml）を無料配布することで、おにぎりに好適な点を訴求している。
来場者数はトータルで数万人規模を見込む。
企画・運営には、おにぎり協会が協力し、同協会運営の「おにぎりサミット」参加自治体による、地域の特産品を盛り込んだ週替わりスペシャルメニューのほか、老舗おにぎり店「おにぎりぼんご」やおにぎり専門店「おにぎり浅草宿六」と期間限定のオリジナルおにぎりを販売するイベントも開催する。
「おにぎりぼんご」とのイベントは4月5日と6日の2日間、「おにぎり浅草宿六」とのイベントは5月31日と6月1日の2日間にそれぞれ予定している。
5月3日にはYouTubeクリエイター「きまぐれクック」とのコラボイベントの開催を予定し「おにぎり専門店とは異なるアプローチでおにぎりの良さを提供していく」。
店頭でもおにぎりとの販促を計画する。
「大手コンビニさまで扱っているおにぎりを対象にしたキャンペーンに積極的に参加していきたい。スーパー・量販店さまにおいても、カスタマーさまごとの専用POPを用意して、おにぎりの魅力とともに『綾鷹』を訴求していきたい」と語る。
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