10 C
Tokyo
13.1 C
Osaka
2026 / 02 / 15 日曜日
ログイン
English
流通・飲食加藤産業総合展示会 売り方の“味変”を グループ、メーカーと協働

加藤産業総合展示会 売り方の“味変”を グループ、メーカーと協働

加藤産業はこのほど、神戸国際展示場で「グループ総合食品展示会」を開催。129回目となる今回は全国の得意先約4700人が事前登録し、メーカー436社が出展した。内訳は常温181社、低温107社、酒類114社、菓子34社で昨年より6社増えた。

今回は「売り方“味変”しませんか?」を掲げ、新たな切り口の売場提案を展開。コロナ禍以降、来店頻度と滞在時間を抑えた計画的な購買スタイルが定着し、昨今の物価高でその傾向はさらに強まっている。こうした消費動向に対し、日用雑貨とのクロス販売、コストダウンにつながるデジタル販促などを紹介した。

今回初めてグループ合同の提案コーナーを設け「行楽」という共通のテーマに沿ったエンド売場を展開。中村考直専務は「関西はフルラインでの提案ができるエリア。グループ一丸の取り組みを強調しようと企画した」と話す。SNS映えするキャンプ飯、持ち運びやすい缶のチューハイや清酒などを集めた。ケイ低温フーズは、自然解凍の冷凍食品と紙容器の弁当箱を用意。担当者は「家で詰めるだけで簡単にピクニックの弁当ができる」と話していた。

メーカーとの協働コーナーでは、各社が節約志向を意識した提案を行った。江崎グリコはカレールウを使ったカレーうどんを提供。「レトルトよりも経済的」とアピールした。ハウス食品はハヤシのルウで作ったパスタを用意。「カレーよりも調理時間の短いハヤシが好調。コメ高騰の中、こうしたメニュー提案でさらに広げたい」と意気込む。

  ◇  ◇

中村専務は会見で、最近の消費動向などについて次の通り語った。

物価高で購入金額は増加しているが、個数は減少という状況が続いている。コメが高騰し売上額が稼げていたものの、その動きが鈍っている。野菜が上がり調味料も伸び悩み、飲料も値上げで値頃感が薄れ、炭酸飲料などはPBとの競争も激しい。

一方でコメが上がり節約志向が強まったためパンやパスタが伸び、ふりかけやジャムなどの関連商材も悪くない。

関連記事

インタビュー特集

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。