明治「きのこの山」「たけのこの里」で里山の大切さ伝える啓発活動

 明治は「きのこの山」「たけのこの里」の2つのブランドで里山の大切さ伝える啓発活動を計画し「きのこの山たけのこの里サステナブル宣言」と称して、のべ1億人に伝えていくことを目標に掲げる。

 2ブランドの主原料であるカカオの持続可能な生産・調達に向けた取り組みを啓発する活動も計画する。

 「きのこの山」が発売50周年を迎え、その感謝を伝える企画の一環。

 3月頃から商品パッケージで、2006年に開始した独自のカカオ農家支援活動「メイジ・カカオ・サポート(MCS)」について紹介する。

 商品を通じたコミュニケーションに留まらず、里山で自然あそびや、地域の食材を使ったカレー作りに挑戦するイベントを定期的に開催し、木を再利用したノベルティも用意する。

 そのほかにも様々な企画を準備しているという。

明治の萩原秀和執行役員グローバルカカオ事業本部長(左)から宣言ボードを手渡された環境省の植田明浩自然環境局局長
明治の萩原秀和執行役員グローバルカカオ事業本部長(左)から宣言ボードを手渡された環境省の植田明浩自然環境局局長

 2月13日、環境省で「きのこの山50周年サステナブル宣言」の公開報告会が実施され、明治ホールディングスの松岡伸次常務取締役CSO、明治の萩原秀和執行役員グローバルカカオ事業本部長が登壇し、環境省の植田明浩自然環境局局長に向けて報告・宣言を行った。

 植田局長は「(明治の取り組みは)大変我々としても他の企業にも参考になる。ネイチャーポジティブを広げていきたい」と語った。

 報告会には、「きのこの山」50周年アンバサダーの森崎ウィンさんも招かれた。

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