「いつでも、だれでもシャウエッセン」 40周年、新たな食シーンに挑戦

日本ハムの「シャウエッセン」が2月1日、発売40周年を迎えた。今期は、シャウエッセンの「食シーン拡大」をはじめピザやスナック商品などへ活用する「カテゴリー拡大」、形状を変えた「多様なニーズ対応」、ワンランク上の「ロイヤル化促進」など、「嗜好性と食シーンの拡大戦略」(長田昌之ブランド戦略室・マーケティング室室長)で、「いつでも、だれでもシャウエッセン」を訴求する。

同日、シリーズの新たな商品「シャウエッセン パワ辛」と「シャウエッセン おいちぃず」の2品を市場に投入した。既存のシャウエッセンは朝食や昼食の利用が多いが、同品の発売でおつまみ需要など新たな食シーンを訴求し、利用者層の広がりを図る。

新商品の「パワ辛」は、商品特長の「パワフルな旨辛さ」を表現した。特に「お酒に合わせたときに、辛さと旨さでクセになる」を重視し、食べた瞬間に唐辛子の辛味を味わえ、後味に旨味が感じられる商品設計とした。

「おいちぃず」は、濃厚な5種チーズの味わいが特徴。5種は、プロセスチーズの、チェダーチーズ、クリームチーズ、カマンベールチーズパウダー、ゴーダチーズ、パルメザンチーズで、大人から子どもまで幅広い層にメニュー提案とともに訴求する。

食シーン開拓では、パワ辛と酒類の晩酌ペアリング提案として、旨さと辛さがあるウインナーに対し、ビールやサワー、ワインなど清涼感のある酒類を提案。メニューでは、旨辛さを生かしたジャーマンポテトや、おいちぃずでは、カルボナーラのトッピングなどを提案し、使用用途の拡大を図る。

シャウエッセンは1985年に発売し、パリッとしたおいしさやスモークの薫りが特徴のウインナーのロングセラー商品。今回投入した2品は、シリーズの既存フレーバー商品「ホットチリ」と「とろける4種チーズ」を約3年ぶりにリニューアルしたもの。

シャウエッセンでは、これまでも食シーンの広がりを目指し、昨年10月には夕食向け商品「シャウエッセン 夜味」を期間限定で発売して好評を得ており、今回の新商品に続き、今後もシャウエッセンの新たな商品を投入し、市場活性化を図る。

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