尾家産業 九州エリア売上前年越え 「推しっ☆」テーマに提案力の広さアピール

尾家産業は1月29日、福岡市の福岡国際センターで「2025春季提案会」を開催した。今提案会のトータルテーマは「推しっ☆」。出展メーカーと尾家産業が自信を持って紹介したい商品やメニューを通じてお客の課題解決に役立つ提案を行うというもの。なお、全出展メーカーは170社(福岡会場は85社)、出展商品3594品(うち新商品319品)となった。

今回の特別企画となる「推しグルメ」の「ラクうま☆DELI」では時短でできる「ラク」で「うまい」デリカメニューを推し商品と併せて提案。「ラクうま☆サラダ」では8種類のチルドサラダと冷凍野菜などのサラダ商材、おすすめドレッシングをビュッフェ形式で訴求した。同じく「推し☆パン」では解凍するだけで美味しく食べられる冷凍パンを使った推しパン、「推し☆おにぎり」では朝食や麺類のお供、食事の〆に推しカラーを意識した8色のおにぎりを提案。「楽チン!冷凍おかず」では電子レンジ調理が可能な簡単で美味しい冷凍おかずを紹介した。

そのほかにもPBやおせち提案をはじめ、大抽選会では来場者に「推しコマ」(提案が良かった出展メーカー)と「推しメン(推しメンバーの略)」(対応が良かったメーカー担当者)をスマホで投票する新しい試みを行うなど同社の幅広い提案力を前面に出した提案会となった。

吾郷功氏
吾郷功氏

吾郷功執行役員九州統括は「九州エリアにおける第3四半期(4~12月累積)の売上実績は前年超え、同期間のヘルスケア事業の売上もおおむね前年並みで着地した。昨年同様に九州エリア各所でインバウンド需要が増加し売上伸長につながっている。なお、ヘルスケア事業についても人材不足に対応すべく、簡便性の高い商材の供給に向けた取り組みを推し進めていく。一方、2月17日から宮崎出張所を立ち上げて4人のスタッフを配置する。ユーザーさまやメーカーさまとの接点を数多く持てるよう、南九州エリアの要所として営業基盤をしっかりと構築していきたい。引き続きチャレンジ精神を持って九州エリアの売上貢献に努めていきたい」と意気込んでいる。

株式会社アピ 植物性素材