さよなら価格訴求 タイパ・コスパに優れたインスタントコーヒーの価値発信 レギュラーコーヒー20杯分で45杯分飲める

 コーヒー豆の国際価格が歴史的に高騰する中、インスタントコーヒーの提案も曲がり角を迎えそうだ。

 インスタントコーヒーは、コーヒーカテゴリの中でも特売されやすい価格訴求型のカテゴリだが、今後はメーカーでのコストアップの吸収が日増しに難しくなり、特売の抑制が予想される。

 日本アクセスは、このような状況を鑑みて、インスタントコーヒーの価格訴求と決別すべく、インスタントコーヒーの基本的価値とアレンジレシピを提案する。
 同社は、1月30日と31日の2日間、パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で「東日本 春季フードコンベンション2025」を開催しインスタントコーヒーの企画コーナーを展開している。

 ここでは、レギュラーコーヒーと遜色ない味わいを伝えるため、ブルーマウンテンブレンドのインスタントコーヒーとレギュラーコーヒーの飲み比べを実施しているほか、インスタントコーヒーの基本的価値として、タイパ(溶けやすさ)・コスパに優れている点をアピールしている。

アレンジレシピの提案
アレンジレシピの提案

 コスパについては、500円当たりの飲める杯数を明示。レギュラーコーヒー20杯分のコーヒー使用量がインスタントコーヒー45杯に相当することを伝える。

 アレンジレシピの提案では、各社のインスタントコーヒーとミルクや豆乳、アーモンドミルクを組み合わせたメニューを飲み比べできるようにした。

株式会社アピ 植物性素材