コーヒー豆の国際価格が歴史的に高騰する中、インスタントコーヒーの提案も曲がり角を迎えそうだ。
インスタントコーヒーは、コーヒーカテゴリの中でも特売されやすい価格訴求型のカテゴリだが、今後はメーカーでのコストアップの吸収が日増しに難しくなり、特売の抑制が予想される。
日本アクセスは、このような状況を鑑みて、インスタントコーヒーの価格訴求と決別すべく、インスタントコーヒーの基本的価値とアレンジレシピを提案する。
同社は、1月30日と31日の2日間、パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で「東日本 春季フードコンベンション2025」を開催しインスタントコーヒーの企画コーナーを展開している。
ここでは、レギュラーコーヒーと遜色ない味わいを伝えるため、ブルーマウンテンブレンドのインスタントコーヒーとレギュラーコーヒーの飲み比べを実施しているほか、インスタントコーヒーの基本的価値として、タイパ(溶けやすさ)・コスパに優れている点をアピールしている。
![アレンジレシピの提案 アレンジレシピの提案](https://shokuhin.net/wp-content/uploads/2025/02/18c8f8fbf7ceac17a1a03b2f8e727bbc-262x300.jpg)
コスパについては、500円当たりの飲める杯数を明示。レギュラーコーヒー20杯分のコーヒー使用量がインスタントコーヒー45杯に相当することを伝える。
アレンジレシピの提案では、各社のインスタントコーヒーとミルクや豆乳、アーモンドミルクを組み合わせたメニューを飲み比べできるようにした。
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