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加工食品菓子ロッテ「プレミアムガーナ」ピエール・エルメのフレーバーとコラボ バレンタイン期間の“自分へのご褒美”需要獲得へ特別感を演出

ロッテ「プレミアムガーナ」ピエール・エルメのフレーバーとコラボ バレンタイン期間の“自分へのご褒美”需要獲得へ特別感を演出

 ロッテはチョコレート専門店品質を志向する「プレミアムガーナ」ブランドでピエール・エルメの代表的なフレーバーとコラボレーションした3品を開発した。1月21日に一斉に発売して、バレンタイン時期に高まるとされる“自分へのご褒美”需要を取り込む。

 3品は「プレミアムガーナ トリュフ〈イスパハン〉」「同 フルーツショコラ〈サティーヌー〉」「同 生チョコレート〈アンフィニマン ヴァニーユ〉」。

 それぞれのチョコレート形態に合わせてピエール・エルメの代表的なフレーバーを選定し特別感を演出した。

 3品について、1月7日、発表したマーケティング本部第一ブランド戦略部ガーナブランド課の山口洸也氏は「自分へのご褒美需要を捉えた商品。調査すると、ストレスが多い世の中で、自分へのご褒美にかける支出金額はチョコレートに限らず伸びている。バレンタイン期間も毎年定点で調査しているとご褒美が一番ニーズとして伸びている」と語る。

「プレミアムガーナ フルーツショコラ〈サティーヌー〉」
「プレミアムガーナ フルーツショコラ〈サティーヌー〉」

 「プレミアムガーナ」は年間通じてご褒美需要を取り込み、4-11月では前年同期比16%増(ロッテ調べ)の出荷実績を記録した。

 今回、「ガーナ」ブランド60周年施策の締め括りとして、これまでの好調の流れを加速させるべく特別感を演出。これによりブランド強化と新規ユーザーの獲得も見込む。

 「『ガーナ』や『プレミアムガーナ』を今まで手に取っていただいていないお客様にも手に取っていただけるきっかけが今回できるのではないかと期待している」と述べる。

 開発にあたっては、試行錯誤を繰り返してピエール・エルメのフレーバーを表現。

 渡仏してピエール・エルメ・パリの物づくり触れた中央研究所チョコ・ビス研究部チョコレート研究二課の村松美紀課長は「味の変化を大切にしている。購入してから食べていただいた後の余韻まで全て楽しんでいただきたいという思いで『プレミアムガーナ』をつくっている。今回、イスパハンなど全てのフレーバーをはっきり表現した上で、全体で融合したハーモニーを生み出すクリエイティブな部分で大変勉強になった」と振り返る。

「プレミアムガーナ 生チョコレート〈アンフィニマン ヴァニーユ〉」
「プレミアムガーナ 生チョコレート〈アンフィニマン ヴァニーユ〉」

 PH PARIS JAPON(ペーアッシュ パリ ジャポン)のリシャール・ルデュ社長は、コラボした理由について「当社は原材料を大切にし、ロッテさまも原材料を細かく選ばれておりフィロソフィー(哲学)が合った。クリエイティビティでチャレンジしている点でも合致した」と説明する。

 バレンタイン期間、ご褒美需要と並ぶものとして手作り需要があり、これには従来通り「ガーナ」ブランドで対応する。

 ロッテの山口氏は「手作り需要で板チョコレートが伸びていることもあり、バレンタインとしては手作りを重要なニーズと位置付け、注力していきたい」との考えを明らかにする。

 ただし、近年のバレンタイン期間で顕著な伸びをみせるのはご褒美需要だという。
 

左から村松氏(ロッテ)、リシャール・ルデュ社長(PH PARIS JAPON)、山口氏(ロッテ)
左から村松氏(ロッテ)、リシャール・ルデュ社長(PH PARIS JAPON)、山口氏(ロッテ)

 「今はチョコレートを楽しむ祭典という概念にまで広がってきている。その中で、やはり伸びているのはご褒美需要と捉えており、自分に贈り物を贈るような形でチョコレートを楽しまれている方が増えている」とみている。

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