13.6 C
Tokyo
14.9 C
Osaka
2026 / 02 / 15 日曜日
ログイン
English
加工食品菓子ロッテ「プレミアムガーナ」ピエール・エルメのフレーバーとコラボ バレンタイン期間の“自分へのご褒美”需要獲得へ特別感を演出

ロッテ「プレミアムガーナ」ピエール・エルメのフレーバーとコラボ バレンタイン期間の“自分へのご褒美”需要獲得へ特別感を演出

 ロッテはチョコレート専門店品質を志向する「プレミアムガーナ」ブランドでピエール・エルメの代表的なフレーバーとコラボレーションした3品を開発した。1月21日に一斉に発売して、バレンタイン時期に高まるとされる“自分へのご褒美”需要を取り込む。

 3品は「プレミアムガーナ トリュフ〈イスパハン〉」「同 フルーツショコラ〈サティーヌー〉」「同 生チョコレート〈アンフィニマン ヴァニーユ〉」。

 それぞれのチョコレート形態に合わせてピエール・エルメの代表的なフレーバーを選定し特別感を演出した。

 3品について、1月7日、発表したマーケティング本部第一ブランド戦略部ガーナブランド課の山口洸也氏は「自分へのご褒美需要を捉えた商品。調査すると、ストレスが多い世の中で、自分へのご褒美にかける支出金額はチョコレートに限らず伸びている。バレンタイン期間も毎年定点で調査しているとご褒美が一番ニーズとして伸びている」と語る。

「プレミアムガーナ フルーツショコラ〈サティーヌー〉」
「プレミアムガーナ フルーツショコラ〈サティーヌー〉」

 「プレミアムガーナ」は年間通じてご褒美需要を取り込み、4-11月では前年同期比16%増(ロッテ調べ)の出荷実績を記録した。

 今回、「ガーナ」ブランド60周年施策の締め括りとして、これまでの好調の流れを加速させるべく特別感を演出。これによりブランド強化と新規ユーザーの獲得も見込む。

 「『ガーナ』や『プレミアムガーナ』を今まで手に取っていただいていないお客様にも手に取っていただけるきっかけが今回できるのではないかと期待している」と述べる。

 開発にあたっては、試行錯誤を繰り返してピエール・エルメのフレーバーを表現。

 渡仏してピエール・エルメ・パリの物づくり触れた中央研究所チョコ・ビス研究部チョコレート研究二課の村松美紀課長は「味の変化を大切にしている。購入してから食べていただいた後の余韻まで全て楽しんでいただきたいという思いで『プレミアムガーナ』をつくっている。今回、イスパハンなど全てのフレーバーをはっきり表現した上で、全体で融合したハーモニーを生み出すクリエイティブな部分で大変勉強になった」と振り返る。

「プレミアムガーナ 生チョコレート〈アンフィニマン ヴァニーユ〉」
「プレミアムガーナ 生チョコレート〈アンフィニマン ヴァニーユ〉」

 PH PARIS JAPON(ペーアッシュ パリ ジャポン)のリシャール・ルデュ社長は、コラボした理由について「当社は原材料を大切にし、ロッテさまも原材料を細かく選ばれておりフィロソフィー(哲学)が合った。クリエイティビティでチャレンジしている点でも合致した」と説明する。

 バレンタイン期間、ご褒美需要と並ぶものとして手作り需要があり、これには従来通り「ガーナ」ブランドで対応する。

 ロッテの山口氏は「手作り需要で板チョコレートが伸びていることもあり、バレンタインとしては手作りを重要なニーズと位置付け、注力していきたい」との考えを明らかにする。

 ただし、近年のバレンタイン期間で顕著な伸びをみせるのはご褒美需要だという。
 

左から村松氏(ロッテ)、リシャール・ルデュ社長(PH PARIS JAPON)、山口氏(ロッテ)
左から村松氏(ロッテ)、リシャール・ルデュ社長(PH PARIS JAPON)、山口氏(ロッテ)

 「今はチョコレートを楽しむ祭典という概念にまで広がってきている。その中で、やはり伸びているのはご褒美需要と捉えており、自分に贈り物を贈るような形でチョコレートを楽しまれている方が増えている」とみている。

関連記事

インタビュー特集

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。