脂質(油脂)の健康価値や日常生活での取り入れ方を発信しているヘルシーオイル・プラス・コンソーシアムはこのほど、メディア勉強会「今年の冬こそ知りたい!ヘルシーオイルの可能性」を開催。当日は、植物油の中でも近年特に注目を集めている「MCT」と、アマニ油やえごま油に含まれる「オメガ3」の健康価値について、生活習慣病予防の指導を行っている医師や油脂の専門家が説明した。
第1部では、虎ノ門中村クリニック院長の中村康宏先生が「身体活動の強さを示す指標である『METs(メッツ)』から見たMCTの新たな価値とは」について講演。身体活動の強さを示す指標「METs(メッツ)」を用いて、外で運動がしづらい冬でも日常生活には脂肪燃焼チャンスがたくさんあることや、MCTは継続摂取で脂肪燃焼の活性化が期待できると語った。
ゲストの日清オイリオグループ基礎研究所の渡邉愼二氏は、MCTの歴史やエビデンスを解説。機能性表示食品として注目を集めているMCTオイルの働きを分かりやすく紹介した。
続いてNHKをはじめ多くのテレビ番組にも出演している、工藤内科の工藤孝文院長が「今年の冬こそオメガ3!からだのめぐりを整えて冬の健康課題を解決」をテーマに講演。アマニ油やえごま油に含まれるオメガ3脂肪酸の健康効果を分かりやすく解説した。