2.2 C
Tokyo
6 C
Osaka
2026 / 02 / 08 日曜日
ログイン
English
加工食品乳製品・アイスクリーム森永乳業 下期は機能性回復へ ビフィズス菌啓蒙継続

森永乳業 下期は機能性回復へ ビフィズス菌啓蒙継続

森永乳業は下期、好調のビバレッジやアイスのさらなる拡大、ビフィズス菌啓蒙や上期苦戦した機能性ヨーグルトの価値訴求に取り組み、通期営業利益285億円(前年比7億円増)達成を目指す。

上期(25年3月期)は主に海外子会社のミライ社(本社・独)が前期に拡大した反動減と物流業務を請け負う国内子会社のコストアップなどが影響し増収減益だった。

国内単体は、主力の「マウントレーニア」やアイスの好調、価格改定効果で主力食品事業が増収増益だった一方、成長戦略の柱となる栄養・機能性食品事業は「トリプルヨーグルト」をはじめとした機能性ヨーグルトの低迷、販促費の積極支出もあって増収減益。

11月8日の決算会見で大川禎一郎代表取締役副社長は「インフレにおける生活防衛意識の高まりが機能性の消費に影響した。ビフィズス菌の効果・効能をよく知っていただき機能性ヨーグルトの価値を引き上げ、エビデンスに基づき効果が発揮できることをアピールしていく」などと述べた。

下期は上期ヨーグルト全体を牽引した「ビヒダス」ブランドを中心にビフィズス菌訴求を継続する。機能性ヨーグルトは様々な健康課題に対応する価値提供やターゲットに合わせたプロモーションを展開し、ホエイなどを「ビフィズス菌BB536」で発酵させた機能性表示食品の乳酸菌飲料「ピュレス」も育成を継続する。25年1月に価格改定する「アロエヨーグルト」シリーズは30周年に合わせた販売を強化。「パルテノ」は関東甲信エリアで中容量の供給を再開し回復につなげる。

25年大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオンでは「腸からつくるウェルビーイング」をテーマに出展する。「腸内フローラやビフィズス菌の可能性を感じてもらいたい。『ビフィズス菌といえば森永乳業』と一人でも多くの人に思ってもらう活動を継続する」(大川副社長)。

関連記事

インタビュー特集

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。