アサヒビールは4~6日にJR京橋駅に直結したFULALI KYOBASHIにて「アサヒ生ビール出張マルエフ横丁」を開催した。「日本のみなさん、おつかれ生です。プロジェクト」と題して、昨年12月の九州会場を皮切りに日本全国で出張横丁を催し、9月末までに総計10万人に提供した。大阪と同日開催の神戸は関西エリア最後の催しとなり、3日間で約4千人が訪れた。
会場では「マルエフ」こと「アサヒ生ビール」を、サーバーからの注ぎ方で違いを出した「シャープ注ぎ」や「マイルド注ぎ」で提供したほか、黒生、ハーフ&ハーフ、ワンサード(マルエフ2対黒生1)のバリエーションビール、ソフトドリンクやつまみを販売。出張横丁を通して「マルエフ」の世界観を伝え、認知向上に努めた。
「アサヒ生ビール」は21年に再販売してから徐々に販売構成比が向上。現在、国内ビール構成比の5%を占める。なお「アサヒスーパードライ」は40%。近畿エリアで長く支持されてきたことから現在も近畿の構成比が全国平均を上回る。昨年は阪神タイガースが日本一となった際、ビールかけで平田勝男ヘッドコーチが「おつかれ生です」とあいさつしたことが話題となった。
「おつかれ生です、の言葉を知っていても、それが『マルエフ』のキャッチワードということを知らない消費者が多い。イベントで一人でも多くの人にPRしたい」(同社)という。