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流通・飲食物流ヤグチ 自社物流の倉入品強化 2024年問題に対応 「仕入先の集い」で萩原会長が方針

ヤグチ 自社物流の倉入品強化 2024年問題に対応 「仕入先の集い」で萩原会長が方針

ヤグチは9月13日、東京・ロイヤルパークホテルで「2024ヤグチ仕入先様の集い」を開催した。メーカー140社220人が参加。萩原啓太郎ヤグチ会長兼社長が前期の業績概況や物流2024年問題をふまえた今期の取り組み方針を説明した。

前5月期の売上高は869億円。値上げ効果もあり、前年比12%増と伸長した。エリア別では、関東エリアのウエイトが大きいが、「各エリアで売上を伸ばしながら、人口構成に近い水準に持っていきたい」とした。

今期の販売施策は

①自社物流の活用(倉入れ強化)
②VPS商品の販売強化・新ブランド立ち上げ
③人手不足・業務改善の提案

――の3点を挙げた。

「自社物流の強化」では、2024年問題で軒先降ろしや土曜納品、配送ロットの見直しが迫られる中で、ヤグチの自社便を活用し、得意先である二次店への配送体制をサポートする。

具体的には、現在売上構成比の約12%を占める自社の倉入れ品を強化。メーカーのNB品・PB品のほか、ユーザーからの引き合いが多く、在庫しやすい農産缶詰や塩干品、需要が拡大しているパンガシウスや挽肉・豚バラ・ポテト商材など冷凍素材品の取り扱いを拡充。

新たな配送体系のもとで、販売店が仕入れやすい体制を整えるとともに、メーカーにも「ヤグチの自社物流をぜひ活用いただきたい」と協力を呼び掛けた。

自社PBのVPS商品については、「あくまでもメーカーNB品を重点的に販売することに変わりない」としたうえで、NB品では対応できない隙間をPBで補完する方針。

価格訴求型のVPSに加えて、人手不足や利便性などユーザーの課題解決に貢献する新ブランド「YGC」を立ち上げ、11月の見本市で披露する。

そのほか、出荷データのEDI化や、月間6万件の閲覧実績がある業務用食材検索サイト「食材プロ」を活用した商品情報の発信など、デジタルを活用した業務効率化を図り、業務用流通の生産性向上に貢献する考えを示した。

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