三菱食品 ダイヤモンドフェア2024 23日から東京ビッグサイトで

三菱食品は7月23日から25日、東京ビッグサイト西ホールで「ダイヤモンドフェア2024」を開催する。来場者は3日間で1万人を見込む。

「食で創造する、持続可能な社会」の実現に向けて、今年度は「ありたい未来へ、共に歩く」をコンセプトに、食品流通に関わる11の社会課題と三菱食品が考える55のアイデア(打ち手)を披露する。

メディア説明会で細田博英取締役常務執行役員商品統括は「中長期的な課題への対応とパートナー企業の販売活動に直結する提案を軸に小売業の店頭で展開しやすい企画内容を多数用意している」と語った。

会場構成は入口付近にイントロエリアを設置し、フェアの全体概要を共有。戦略ブロック、テーマブロック、商品ブロックの各企画コーナーで、それぞれのテーマに沿った機能や提案を紹介する。

今回のダイヤモンドフェアでは、特にシニア層に注目。食のパワーコンシューマーであるシニア(60~84歳)を「ゴールド世代」と位置付け、60代・70代・80代の3世代で、きめ細かな提案を披露。「ウエルネス」「一食を価値あるものに」「食エコ」「地域創生」の4テーマで、デリカも含めた商品や販促事例を紹介する。

ソリューションコーナーでは、データ×デジタルによるDDマーケティングを中心に、小売業の売上拡大に向けたデジタル施策や集客力・販売力・売場力アップにつながる提案を披露する。

機能ブロックでは、2024年問題に関わるSCM関連の最適解を提案するほか、海外事業や原材料調達・開発、営業代行など、三菱食品のサポート機能を紹介。商品ブロックでは、オリジナルブランド(輸入/国内)を中心に提案する。

今回から、会場内で使用する試食・試飲容器はすべて環境配慮型のリサイクル容器に統一。同社物流センターで発生した廃棄物をアップサイクルした配布用紙袋やゴミ袋を提供するほか、展示パネルのリサイクル化、フードバンクへの寄贈など、サステナブルな展示会運営にも配慮した。

北大西洋の豊かな海が育むアイリッシュシーフード