伊藤園 新中計を策定 営業利益を注視

伊藤園は今年、さらなる成長と収益性向上を目指し、今期(2025年4月期)から5年間(29年4月期)の新・中期経営計画を策定した。

前期連結業績は売上高4千538億円(前々期比5.1%増)、営業利益250億円(同27.7%増)、営業利益率5.5%。

これを今期計画では、売上高4千666億円(前年比2.8%増)、営業利益265億円(同5.9%増)、営業利益率5.7%へと引き上げ、売上高は新中計の期間、年平均伸長率2%以上を見込む。新中計最終年度までに営業利益率は8%以上を計画する。

6月4日、決算説明会に臨んだ本庄大介社長は「連結も単体も営業利益をよく見ながら経営をしていきたい」と語る。

新中計については「われわれは2040年、さらにその先を見通し、長期的な将来像に近づくために、今何をすべきかを考え、このような計画を立てた」と説明する。

2040年の伊藤園グループの将来像は、世界100か国以上の地域で茶を中心とした事業活動で生活者の健康で豊かな社会と持続可能な社会の実現に貢献するというもの。

国内事業は40年に、自社EC・原料卸・新規事業の拡大を思い描き、営業利益率10%以上を計画。海外事業は、お茶(飲料・ティーバッグ・抹茶)に特化し現地企業と事業ネットワークを構築し、販売国を現在の40か国から100か国以上に広げていく。こうした将来像からのバックキャストの視点を入れて、新中計では「お~いお茶」のグローバルブランド化を推進する。

新中計最終年度まで、海外の売上高は年平均伸長率8%以上を計画し、海外売上比率は前期の11.7%から倍増を見込む。

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