流通・飲食中食・惣菜紀文グループが新中計 「すこやかなおいしさ、日本から」
カナエ モノマテリアルパッケージ

紀文グループが新中計 「すこやかなおいしさ、日本から」

紀文食品など紀文グループが中期経営計画(2025年3月期~27年3月期)を策定した。

創業100周年を迎える15年後の2038年を目標とし、目指すべき方向性や姿(ビジョン)・実現すべきこと(ミッション)・私たちだけの強み(バリュー)を定義し、これに向け中長期ロードマップを決めた。中長期ロードマップの中で「目指す姿」を『おいしさと共に健康に貢献する「総合食品グループ」』『新たなおいしさと楽しさを創造する「開発型企業」』『おいしさで世界の食文化に根付く「グローバルカンパニー」』とし、3か年ごと計5段階の中期経営計画を立案した。

第1段階である2024年4月から開始した「中期経営計画2026」は、収益性向上と財務体質改善による『持続的に成長できる強固な企業体質の構築』とし、重点施策として

①成長戦略の推進と新たな価値創造
②資本効率の改善
③経営基盤の整備

――の3項目をあげており、具体的な成長戦略と新たな価値創造では、マーケティング力と商品開発の強化、売上増、チャネル強化、新規進出、海外事業の拡大をあげている。

主要な数値目標は以下の通り。2024 年3月期(実績)売上高1千67 億円→27年3月期(目標)1千203 億円、営業利益46億円→60億円、営業利益率4.4%→5.0%、海外売上高比率11%→13%以上、自己資本比率26.4%→30%以上、ROE17.4%→15%以上、ROIC8.1%→10%以上、営業キャッシュ・フロー年間 55.5 億円→年間 50 億円以上 。

また、同社は新たにグループのコーポレートブランドメッセージを、「すこやかなおいしさ、日本から」とし、食を通して提供する価値を、「すこやかなおいしさ」と定義しており、ロゴであるハートフラワーマークとともに活用する。

関連記事

インタビュー特集

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。