日本酒造組合中央会 「國酒を次世代に」 総会で大倉会長

日本酒造組合中央会は6月6日、第71回通常総会を都内で開催し、前年度事業報告・決算報告、今年度事業計画・収支予算案を承認した。役員改選では大倉治彦会長(京都・月桂冠)らを再任、副会長に高橋光宏氏(熊本・高橋酒造)を新任した。

総会の冒頭、大倉会長があいさつ。「国内の酒類市場は今後も厳しい環境が予想されるが、海外は成長が期待できる。われわれは『國酒』という日本の文化を次の世代へ発展的につなげていくことが使命だと考えている。引き続き会員蔵元には協力を賜りたい」と語った。

需要振興策は、日本酒は7月に日本酒フェア、10月1日「日本酒の日」乾杯キャンペーン、全国きき酒選手権など、本格焼酎・泡盛は7月に九州での焼酎フェスタ、11月1日「本格焼酎・泡盛」キャンペーン、カクテルコンペティションなどを実施予定。来年の大阪・関西万博に向けては海外への情報発信や、海外バイヤーの参加を見据えた環境整備などに努める。

なおユネスコ無形文化遺産に申請中の「伝統的酒造り」が年内にも登録される見通し。これを機に國酒の国内外への戦略的な情報発信を強化していく方針。

総会終了後に懇親パーティーを実施。来賓として鈴木俊一財務大臣、盛山正仁文部科学大臣ら多数の国会議員も出席した。

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正副会長および常務理事は以下の通り。会長:大倉治彦氏(京都・月桂冠、再任)▽副会長:小西新右衛門氏(兵庫・小西酒造、同)、佐浦弘一氏(宮城・佐浦、同)、三宅清嗣氏(広島・三宅本店、同)、高橋光宏氏(熊本・高橋酒造、新任)、山名規雄氏(常勤、再任)▽常務理事:古賀明氏(同、同)

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