丸山珈琲は6月18日、東京・日本橋のオフィス街に9店舗目となる新店舗「丸山珈琲 日本橋店」(東京都中央区)をオープンする。
同店は広さ20㎡のミニ路面店。「丸山珈琲 エキュートエディション渋谷店」に次ぐ東京エリア2店舗目の物販とテイクアウト専門店となる。
14日、内覧会で取材に応じた丸山健太郎社長は「ビジネス立地での出店は初めてとなり、1つのテストと位置付けている。ブランド発信の場としても期待しており、ご年配の方にも親しんでいただけるよう緑色を基調とした内装を施し、お土産ニーズにも対応していく」と語る。
物販はギフト需要に対応した商品を中心にラインアップ。テイクアウトコーヒーは日本橋ブレンドを同店限定で販売する。
日本橋ブレンドについて、同店の丸山桜店長は「しっかり深煎りであるためキャラメルっぽい感じやコクがありチョコレートみたいに楽しめるが、後味がスッと華やかに抜けていくため飲み疲れない」と説明する。
日本橋ブレンドは、アメリカーノ・ラテ・カプチーノのホット・アイス計6品を税別650円で取り揃えるほか、高付加価値タイプとしてフレンチプレスコーヒー(ホット)を税別700円でラインナップする。
前者6品は、高機能フルオートエスプレッソマシンで抽出されるエスプレッソを使用したものとなる。
「全自動マシンだが、物凄く細かく調整でき、スタッフとしてはボタンを押すだけで30秒もあればできるためお忙しいお客様にも対応できる」ことから導入に至ったという。
値ごろ感にも対応した税別300円のクイックコーヒー(ホット・アイス)も販売する。
夏場の目玉として、丸山店長が期待を寄せるのが日本橋ブレンドのエスプレッソを使用したモカのソフトクリーム(税別463円)。
「昔ながらの要素と新しい要素が融合しているような地域でもあるので、ここを起点に丸山珈琲としての新しい魅力を発信していくお店にしていきたい」と丸山店長は意欲をのぞかせる。