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逆光線(コラム)見直し進む物流の付帯サービ...

見直し進む物流の付帯サービス

「荷物を持って上がってきてくれない」。そんな苦情が、得意先のスーパーから寄せられた。委託先のドライバーに連絡すると、「それは契約外です」と返された。運送業界の人手不足が深刻化し始めた5年ほど前、卸の経営者に聞いた話だ。

▼前期決算において、卸売業は軒並み好業績を示した。酒類や業務用の回復に加え、相次ぐ価格改定が売上を押し上げた。値上げによる販売数量の減少は懸念材料だが、物量が減ったことがコスト増の最大要因である物流費の抑制に寄与したのも確かだ。

▼ただ、価格改定には多大な労力を費やしている。気疲れする商談は言わずもがな、対象となる商品は万単位におよび「そのメンテナンスに毎月追われる」と担当者は嘆く。それだけではない。なるべく値上げを遅らせたいスーパーから、競合店がすでに上げたかどうか調査を頼まれることもしばしば。サービスの一環とはいえ、特に中小卸にはそれほどの余力はない。

▼2024年へ向けて、物流における付帯サービスは改善されつつあるようだが、継続的な利益体質を維持するためにも見直すべき点はまだ多い。

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