11 C
Tokyo
14.4 C
Osaka
2026 / 02 / 26 木曜日
ログイン
English
飲料系酒類サントリー「キン冷サン生」活動スタート 若者中心に認知拡大狙う
KNOWLEDGE WORK 20260303

サントリー「キン冷サン生」活動スタート 若者中心に認知拡大狙う

サントリーは、「サントリー生ビール 瓶」を氷でキンキンに冷やした状態で提供する「キン冷サン生」プロモーション活動を全国の飲食店舗で展開している。冷蔵庫で冷却した瓶ビールより約2℃低い0℃の状態で提供して、「サン生」の爽快感のあるキレ味とのどごしを引き立たせる。暑い夏に向けて、20~30代の若者世代を中心に定着に取り組む考えだ。

国内瓶ビール市場は、樽生の増加やビール離れを理由に、1990年初頭をピークに減少傾向。その一方で、若者世代には「自分のペースで飲める」「複数人数でシェアできる」「レトロ志向」などの理由で、飲用が広がっている。

特に近畿エリアは業務用総計に占める瓶の割合が高く、首都圏と比較して瓶の割合は29.0%と5ポイント高い。大阪の繁華街・梅田エリアを筆頭に居酒屋形態や小規模飲食店が多く、瓶ビール導入率が高い。また、大瓶(○円)と価格設定が明確で、関西人のコスト意識の高さと合っているからだ。

同社では「サン生」の樽生、瓶の今年度末の目標導入店舗数に2万5000店を掲げ、このうち近畿エリアは5200店を計画する。飲食店の飲用経験をもとに、缶の売上拡大につなげていきたい考えで、このプロモーション活動を京阪神60店舗で展開。

保冷温度を表示するモニターの前で野村修嗣部長
保冷温度を表示するモニターの前で野村修嗣部長

「特に若い人は、付加価値や感動を感じてもらえれば、飲んでくれるポテンシャルがある」(野村修嗣・近畿営業本部営業企画部担当部長)と期待をかける。

大阪市北区の新梅田食堂街にある「瓶ビール研究所 立呑み きんなま」では、5月1日~10月13日の期間、「キン冷サン生」を提供している。

アルコールは「サン生 中瓶」のみで、「キン冷」と「通常冷蔵」の2種類を用意。「キン冷」は24時間以上冷蔵庫で冷やしたあと、専用タライに瓶の首まで氷水につけて保冷する。保冷温度は店舗壁面モニターに表示して、通行客にアピール。提供方法にもこだわり、保冷効果の高いボトルクーラーや、ビールの冷たさを実感できるうすはりグラスを専用の洗剤で洗って品質管理を徹底。オーダーが入ると氷水にくぐらせてから提供する。

新梅田食堂街に9店舗の飲食店を展開する同店オーナーの長瀬雄一郎・梅豊社長は、「1日に2~3ケースの注文があり反応が良い。特にビールを飲み慣れない若者から、『飲みやすくておいしい』『これだったらビールが飲める』と好評だ」と語った。

関連記事

インタビュー特集

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。