7.2 C
Tokyo
7.9 C
Osaka
2025 / 12 / 28 日曜日
ログイン
English
飲料系飲料伊藤園「お~いお茶」新商品が好スタート お茶の常識捨てた「お~いお茶 PURE GREEN」「同 LEMON GREEN」で若年層獲得

伊藤園「お~いお茶」新商品が好スタート お茶の常識捨てた「お~いお茶 PURE GREEN」「同 LEMON GREEN」で若年層獲得

 伊藤園が「お~いお茶」ブランドから、“お茶の常識、すてましょう。”を合言葉に開発して3月17日に発売した「お~いお茶 PURE GREEN」と「お~いお茶 LEMON GREEN」の新商品2品が狙い通り若年層を獲得して好スタートを切った。

 2品の販売状況について、4月9日、取材に応じた安田哲也マーケティング本部緑茶ブランドグループブランドマネジャーは「発売から約3週間だが、『お~いお茶 PURE GREEN』は、すっきりとした味わいと香りで多くのお客様に飲んでいただいている。特に『同 LEMON GREEN』は、レモンの爽やかな香りとお茶のまろやかなあまみが高評価をいただいている。『お~いお茶』のメインユーザーが40代以上になっているのに対し、2品は20・30代の構成比が高く、我々が想定していた多くのお客様に飲んでいただけている」と説明する。

 配荷も想定通り。早くもリピートの動きもみられるという。

 2品は、若年層の獲得を目的に掲げ、海外のトレンドから着想を得て開発された。

 「長年、『緑茶に果実を入れて飲んだり、フレーバーを着香して飲用したりしない』という、暗黙の“お茶の常識”があった。お茶の伝統を引き継ぎつつグローバルで日本の茶文化を伝播させて新しい価値を提供したいと考え、緑茶にフレーバーを付けるという点で常識を捨てた」と語る。

関連記事

インタビュー特集

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。