キーコーヒー、収穫時期指定のコーヒー豆を使用した季節限定ブレンドを発売 そのねらいは?

 キーコーヒーは「KEY DOORS+(キードアーズプラス)」からレギュラーコーヒー「KEY DOORS+ 季節限定ブレンド」を3月1日に新発売した。

 季節に応じて限定感を前面に押し出して需要を喚起していくのが狙い。

 インテージSRI+によると、季節限定や期間限定の付加価値をつけたコーヒー市場が年々伸長傾向にあり幅広い年代のユーザーから支持されているという。

 ラインアップは、250g粉FP(袋)と一杯抽出の「ドリップ オン」の2形態。

 同時期、「KEY DOORS+」の 「スペシャルブレンド」「モカブレンド」の250g粉FPもリニューアル発売され、売場提案で買い回りも狙う。

 2月7日、取材に応じた阿部祐美子R&Dグループリーダーは「普段飲んでいるものとは違うおいしさや楽しさを提供させていただきたい」と語る。

 限定感を打ち出すため、収穫時期を指定したコーヒー生豆を使用し、その点をパッケージで訴求。「しっかり限定感を感じられることにこだわり、収穫時期指定の豆を使用して商品設計を工夫した」と説明する。

 収穫時期指定の豆として、24年5月~8月に収穫したブラジル産コーヒーを50%使用している。

 味わいは、春夏に好適な華やかな香りと甘み、すっきりとした後味に仕立てられている。

 パッケージは、水彩タッチで描いた花とやさしい色合いで春夏の季節が感じられるデザインを採用した。

 なお季節限定商品はインスタントコーヒーでも展開。「インスタントコーヒー 季節限定」の商品名で80g瓶と60g袋の2形態を新発売した。

株式会社アピ 植物性素材