コーヒー、気温18℃以下はホット・19℃以上はアイスが優勢  全国的高温傾向受けスタバからアイスメニュー提案強化 ネスレ日本

 ネスレ日本は、全国的な高温傾向を受けて「スターバックス」ブランドからアイスメニューを提案強化する。

 気象庁は5月21日、6月から8月にかけての3か月予報を発表。今年も全国的に高温傾向になることが予想される。

 ウェザーニュースが2022年に実施したホットコーヒーとアイスコーヒーの需要の比較調査によると、気温18℃以下はホットが優勢になり、19℃以上はアイスが優勢になることが明らかにされた。

 5月23日発表したネスレ日本の常盤馨飲料事業本部マーケティングスペシャリストは「年々暑くなる中、やはりスターバックスのコーヒーをアイスでも、もっといろいろなバリエーションで楽しみたいというお声をいただいている」と語る。

 こうした生活者のニーズを受け、今回、アイスメニューの提案の幅を広げる。

ネスレ日本の常盤馨飲料事業本部マーケティングスペシャリスト - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
ネスレ日本の常盤馨飲料事業本部マーケティングスペシャリスト

 かねてより提案している「スターバックス オリガミ パーソナルドリップコーヒー」や「ネスカフェ ドルチェ グスト」専用カプセルを使った氷の上に抽出液をドリップする急冷式に加えて、新たにスティックミックス「スターバックス プレミアム ミックス」とスティックブラック「スターバックス カフェ モーメント」でも提案する。

 スティックミックスにはお湯90mlとスティックブラックにはお湯70mlを注いでよく混ぜ、たっぷりの氷を加える。ともに、お湯の目分量はグラスの半分弱となる。

 「スターバックスの味わいをアイスで楽しもう」と題した特設ページを開設したほか、店頭ではPOPなどを活用してアイス飲用を訴求。SNSではプレゼントキャンペーンを実施している。

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