ダイドーの自販機 4か国語で購入手順説明 おむつ販売も 地域・社会に貢献

ダイドードリンコは、主力の自動販売機事業を通して飲料だけでなく、楽しみや地域・社会に必要な商品も販売する自販機を、全国の各地域仕様に合わせて展開している。

4月2日からは大阪で、増えるインバウンド需要に対して4か国語で購入手順を説明するおしゃべり機能を備えた自販機を、宮城県仙台市では市内6台目となる「ベビー用紙おむつ自販機」を設置した。

梅田駅は、大阪市高速電気軌道が運営する地下鉄「Osaka Metro」の車両をデザインした自販機。大阪は外国人観光客が引き続き増加しており、高速電気軌道の企業理念「大阪から元気を創りつづける」に基づき、ダイドーが「自販機を通じて、飲料購入以外の楽しみも提供したい」と企画したもの。

対応言語は日本語のほか、英語、中国語、韓国語の4か国で、自販機前面に4つの言語から選択するボタンが付いている。設置場所はOsaka Metro御堂筋線梅田駅下りホーム。

また、仙台のベビー用紙おむつ自販機は、子育てしやすい環境づくりを進めている仙台市交通局に対し、自販機で地域貢献として企画した。飲料以外にベビー用紙おむつの小パック(2枚入り)やおしりふきシートが購入できる。おむつはパンツタイプで、サイズはM・Lいずれも300円で、おしりふきは70枚入り240円。

同社は「子育て世代の方々が安心して外出しやすくなる環境づくりを応援していく」としている。