7.8 C
Tokyo
6 C
Osaka
2026 / 01 / 08 木曜日
ログイン
English
飲料系飲料「C1000」 若年層アプローチへ「ビタミンC」の価値前面に 採用アイテムの増加狙う

「C1000」 若年層アプローチへ「ビタミンC」の価値前面に 採用アイテムの増加狙う

ハウスウェルネスフーズの「C1000」ブランドは来期(3月期)、若年層に照準を合わせ、ビタミンCに着目したコミュニケーションに変更。「C1000」のビタミンCの価値に磨きをかける。

1月23日、取材に応じた同社の山岡潤事業開発二部第一グループマネージャーは「『C1000』はビタミンCが原点にあるブランド。いろいろな栄養成分がある中で、ビタミンCは摂りたい成分として幅広い年代から挙げられる。市場を見渡しても、ビタミン系飲料の波が来ている」と語る。

来期は、大学生から20代、30代前半の若年層をメーンターゲットに設定し直し、コミュニケーションを変更する。今年4月にホームページをリニューアルし、よりビタミンCに重きを置きメッセージを伝えていく。

「C1000」ブランドの23年4―12月売上高については、微増で着地。昨年6月に価格改定を行い消費減退が懸念されたが、同時期にLINEキャンペーンの実施で想定を上回る結果になったという。

アイテム別では「ビタミンレモン」本体が特に支持された。「人流回復がプラスに作用したとみる。疲れが生じたり、肌の調子が悪くなったと感じたりした方が、コンビニなどで気軽に買って飲む際に選んでいただいている」。前期にシリーズを牽引した「ビタミンレモン クエン酸」も、ほぼ横ばいで堅調に推移した。

伸び率が最も高かったのは「ビタミンオレンジ」。レモンフレーバーが多いビタミンC補給系飲料のなかで、フレーバーの新奇性から支持されているとみられる。

「レモン味の酸味を敬遠される方でもビタミンをたっぷり補給していただきたいとの想いを込めた商品。この想いに共感いただき採用が広がっている。最近ではコンビニさまで再度導入していただいた。オレンジフレーバーが近年のトレンドになっていることも受け入れられた要因の一つ」との見方を示す。

昨年は、販売チャネル別ではコンビニが好調となった。課題となったのは、価格改定の影響を受けたスーパーや量販店チャネル。そのため、今年はスーパーや量販店での売場づくりに注力する。

山岡潤マネージャー(ハウスウェルネスフーズ)
山岡潤マネージャー(ハウスウェルネスフーズ)

「シリーズで品揃えがあると、それだけ目に留まりやすくなるため、各アイテムの導入拡大を目指す。特に『ビタミンレモン クエン酸』は2品目としての提案を強化していく」と述べる。

新たな成長の芽としてラベルレス商品の育成にも取り組む。昨年7月にAmazon限定でラベルレスの「ビタミンレモン」を発売開始し、今後強化の構え。「ラベルが剥がしにくいというお問い合わせがあり、Amazon限定ではあるが1ケース30本入りのラベルレス商品の販売を始めた。販促を強化していき、好評であればチャネルの拡大も検討する」。瓶はリサイクルの際、高温で溶かされるため、ラベルを剥がさずともリサイクルに支障はきたさないが、剥がしたいニーズに対応してストレスフリーな飲用体験の創出を目指す。

栄養ドリンク市場については「コロナ禍直後まで大幅に成長していたエナジードリンクが横ばいまたは微減と推察される一方、直近では小瓶タイプのビタミン補給訴求ドリンクが伸びている。今後は、機能性表示食品の拡大も予想される」とみている。

関連記事

インタビュー特集

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。