江崎グリコ「100年史」発刊、WEB公開 江崎会長が編纂指揮

江崎グリコは、創立100周年を機に100年の歴史を統括した経営通史「協同一致Glicoグループ100年史」をこのほど発刊し、1月22日に同社ホームページの特設サイトに掲載し一般公開した。

同日には本社で報道向けに会見し、4年半の編纂業務にかかわった清水洋司氏は「今回はWEB環境下でどなたでも閲覧できる。従業員の家族を含めて多くの方に当社を知っていただきたい」としている。

100年史は23年12月に発刊し1千200冊を製本。一部を同社の全国の事業所が立地する自治体の図書館などに贈呈している。一般公開した社史は70年史に続き2冊目で、今回はWEBで公開しているのが特徴。全392ページの正史版のほか、ガイド版は「会社の歴史」「主要24のブランド・事業」「4つのエリアでの海外事業」の3種を日本語と英語で分かりやすく解説しており、タブレットなどでも閲覧できる。

編纂にあたっては、江崎勝久会長が編纂委員長を務め「会長が熱を込めて編纂にかかわり、社史の質的指揮も執った」(同社)。内容は、100年の歴史のほか、商品は100品を選定しており「グリコの商品が身近にあることを感じてもらいたい」としている。

また、社史には同社の講演などでかかわった茂木健一郎氏がメッセージを、同社の現社外非常勤監査役で大阪大学名誉教授の宮本又郎氏が寄稿している。同社は22年2月に創立100周年を迎えている。

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