三菱食品 全国4500店舗にデジタルサイネージ 「クラシル“storeTV”」開始へ delyと業務提携

三菱食品は、レシピ動画サービス「クラシル」および買い物サポートアプリ「クラシルリワード」を運営するdely(本社・東京都港区)と業務提携に関する覚書を締結した。両社はそれぞれのアセットを生かし、メーカー・小売業の売上拡大に寄与するソリューションの開発・提供を開始する。

delyは月間利用者5千600万人超、国内No.1の料理レシピ動画サービス「クラシル」に加え、23年5月から開始している買い物サポートアプリ「クラシルリワード」を用いて、メーカー向け広告ソリューションおよび小売向けの販促ソリューションを提供している。

今回の提携により、三菱食品が有する売場提案・企画力と、delyのユーザーデータおよびコンテンツを掛け合わせることで、オンライン・オフラインを問わずメーカー・小売業の販促効果の最大化につながるソリューションを提供する。

第1弾として、三菱食品100%子会社のリテイルメディア社が全国約140チェーン4千500店舗のスーパーマーケットで展開するデジタルサイネージ(約1万2千台)を5月から順次「クラシル“storeTV”」(イメージ写真)にリブランディングし、シナジー創出を目指す。

「クラシル“storeTV”」では、「クラシル」の国内最多のレシピ動画から、各店舗の売場に最適な動画を選択し放映することにより、効果的な販促を実現する。リテイルメディアのサイネージは国内最多の端末導入数を誇り、店頭での訴求力に強みがあったが、今回の提携により三菱食品のデータ×デジタルマーケティングと「クラシル」のコンテンツが連動することで、顧客が購買を検討するタイミングでのキャンペーン告知なども可能になるという。

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