5.6 C
Tokyo
1.3 C
Osaka
2026 / 02 / 03 火曜日
ログイン
English
逆光線(コラム)好機をつかむアンテナ

好機をつかむアンテナ

昨今暗いニュースが多いなか、大阪では関西ダービーが盛り上がった。取材をしていても脱線して“アレ”話に花が咲く。野球ファンでなくても街全体に流れる熱気を肌身で感じた。

▼阪神タイガースが前回日本一になった1985年、阪神梅田本店で行われた優勝セール売上高は40億円。今年9月に催されたセ・パ両リーグ優勝記念セールは、阪神・近鉄百貨店ともに前年同日比3倍を売り上げた。関西人の財布の紐がハレ消費で緩んだのか近隣店舗にも余波が及び、9月の在阪百貨店売上総額は、全国主要都市平均と比べて15ポイント高かった。

▼続く日本一セールの結果も気になるが、「近年は『セール』という言葉自体がパワーダウンしている」という。昔と時代が異なり、何でも安ければ良いという風潮ではない。価格よりも記念になるモノ、価値を見いだすことができるモノに消費者の心が動く。

▼価格改定して物量が下がったと多く聞くが、好調な一部企業は、価値を高めることに他者以上に熱心で、気概すら感じる。消費者庁が提言する「物価上昇時代にピンチをチャンスに」とはいささかノー天気に感じるが、今年の阪神タイガースのように好機をつかむアンテナは、常に張り巡らせておきたいものだ。

関連記事

インタビュー特集

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。