冷凍・冷蔵ショーケース 温度監視サービス 省コストで小規模店支援 サンデン・リテールシステム

サンデン・リテールシステムは、クラウドベースの温度監視サービス「ON-Reco(オンレコ)」の販売をこのほど開始した。小売業の小・中規模店舗におけるHACCP対応を視野に入れ、冷凍・冷蔵ショーケースの温度管理を支援する。「Bluetooth® LE5・0」やクラウドを活用し、省コスト・省人化を実現したこともポイントだ。

すでに仙台空港の一部店舗で実証実験を行ってきた。「ON-Reco」は、店舗の冷凍・冷蔵庫やショーケースなどに温度センサーを取り付け、事前に設定した温度の正常域を逸脱したら警報通知を送信する仕組み。温度センサーは1ルーターにつき最大20台まで対応。測定した温度データは通常10分ごとにサンプリングしてクラウドに蓄積され、パソコンやタブレットで遠隔管理できる。また「Bluetooth® LE5・0ロングレンジ」の採用により、「消費電力の低減」や「バッテリー交換頻度の低減」も実現した。

同社は「センサーは小型で軽量のため様々なロケーションで使いやすい。敷設工事不要のため省コストにもつながる。コンビニ、スーパー、ドラッグストアなど様々な施設での温度管理に活用できる」としている。

5月8日は「#ぬか漬けの日」アイデアレシピ大募集
優秀作にはプレゼントも